バランスボールはご存知でしょうか。エクササイズグッズの一つで、使い方によっては色んなトレーニングに使える便利なものです。
バランスボールのエクササイズの方法にはお腹周りを鍛える方法も沢山あり、美しいくびれを作るのにも役立ちます。
この頃では、バランスボールも手軽な価格で購入できるようになっています。自宅で効果的なエクササイズをするなら、ぜひバランスボールを使ってみましょう。
おすすめのバランスボールの使い方をご紹介します。
バランスボールとは
バランスボールは塩化ビニールという素材で作られています。圧力には強い素材なので体重が重い人が使っても耐えられるようになっています。
大きさは直径20cm程度から大きいものは120㎝を超えるようなものもありますが、自宅で使用する場合はあまり大きすぎるものは避けた方がいいですね。
もともとは、ケガや病気の治療後の運動機能や筋肉を回復させるためのリハビリのために開発されたものです。
しかしバランス感覚を鍛えたりすることでエクササイズとしての効果も注目されるようになり、ダイエットを目的とする運動に使われるようになりました。
バランスボールがお腹周りに効く理由
バランスボールを使ったエクササイズはボールの大きさや使い方によって全身の様々な部位を鍛える効果があります。
小さなバランスボールを二つ使う方法もあれば、大きなバランスボールにただ座るだけというシンプルなエクササイズもあります。
お腹周りに効くエクササイズは、ただ座っているだけでもOKなのです。そのワケは不安定なバランスボールに腰掛けることでバランスを保とうとするために体幹を鍛えることができます。
体幹はお腹、脇腹、背中を含む胴体を取り巻く筋肉を含みます。その全てを使ってバランスを保とうとするので、ただ座るだけでもお腹周りに効くのですよ。
腹筋をしてもくびれはできないと言われるのは、お腹のワキ肉や背中の肉には効かないからです。その点、バランスボールならただ座るだけでもお腹周りをグルッと鍛えられるのですから、スゴく便利なものです。
美くびれを作る以外の効果も！
バランスボールは、お腹周りを鍛えてくびれ作りに役立てる以外にも、沢山のエクササイズに使えます。具体的に効く部位をあげてみましょう。
美姿勢作りに効果あり
バランスボールの上で座ることが長くできるようになったら、体幹が鍛えられている証拠です。体幹がしっかりしていると背中を伸ばして正しい姿勢を保ちやすくなります。
姿勢が悪くて肩こりしたり、腰が痛くなったり、お腹がポッコリするのを防ぐ効果まであるのです。
ヒップアップに効果あり
バランスボールをお腹の下にして覆いかぶさるように乗り、足を上げるようにするとヒップの筋肉を鍛える効果があります。リラックスしてゴロゴロしているように見えるのにヒップアップエクササイズができるのです。
太ももシェイプに効果あり
バランスボールはサイズのバリエーションが豊富なので使い方を工夫すれば太ももを引き締める効果もあります。
ただ太ももに挟んで押し潰すようにチカラを入れるだけでもいいですし、背中と壁に挟んでスクワットをするように腰を落とすなど、方法は色々です。
バランスボールダイエットのやり方
バランスボールを使うエクササイズの方法をご紹介します。使用するサイズは50センチ前後のものを基準にして行う方法をご紹介します。
基本姿勢
バランスボールを使うエクササイズの基本は、キレイに座ることができるようになることから始めます。
バランスボールの上にお尻を乗せて、膝が90度になるようにして座ります。ヒザはこぶしが二つ分入るくらいに広げましょう。
手を太ももの上に乗せて、背中を伸ばし顔を前に向けてグラグラしないで座れるようにバランスを保ちましょう。
ゆらゆらで燃焼
キレイに座れるようになったら、次はボールを左右前後に動かすようにしてお尻を動かしてみます。
足を踏ん張り過ぎないように腰からお腹の筋肉でバランスを保つようにしてゆらゆらと揺らすとお腹周りの燃焼をアップさせます。
わき腹の筋肉を鍛える
横向きで寝て、下になった脚を曲げて上の脚を伸ばしてバランスボールの上に乗せます。肘で上半身を支えるようにしてバランスボールを左右に動かしましょう。
お腹の脇から腰、太ももにかけて効きますのでくびれを作るのに効果があります。
お腹ストレッチ
バランスボールの上に仰向けになると、身体が伸びて効果的なストレッチができます。内臓が下がってしまうと下っ腹がポッコリして代謝も低下してしまうので、お腹を伸ばすことは即効性のあるダイエットです。
バランスボールを使うと、背中からお尻の筋肉を使いながらストレッチできるので効率の良いエクササイズ＆ストレッチになります。
バランスボールが一つあれば、自分なりの工夫で鍛え方のバリエーションはどんどん増やすことができます。ぜひ美しいくびれのあるボディ作りに活用してみましょう。
