お腹周りが太りやすくて悩んでいる女性はとても多いですよね。実は、お腹周りをダイエットさせるためには、腹筋などのトレーニングよりもっと効果的な動作があるのです。
今回は、お腹周りを細くするダイエット、ひねる動作のやり方についてご紹介していきたいと思います。なぜひねることでくびれができるのかについても詳しくお話していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
お腹周りが太りやすい理由
まずは、まぜお腹周りが太りやすいのか、その理由についてご紹介していきたいと思います。
１．皮下脂肪がつきやすい
お腹の周りには、皮下脂肪がつきやすいという特徴があります。これは、お腹の中にある内臓器官を守るために脂肪でクッションの役割を担うためです。
もちろん、そういった意味では、胸の内側にも大切な内臓器官がありますが、胸の場合は、骨がその役目を担っているのです。お腹周りは骨がないため、どうしても脂肪で守るしかなく、皮下脂肪がつきやすくなってしまっているのです。
２．内臓脂肪の存在
お腹周りには、皮下脂肪がつきやすいだけでなく、体の深層に存在する内臓脂肪というものがあります。内臓脂肪は、腹腔という隙間に溜まっていく脂肪のことをいいます。内臓脂肪がたまると、お腹周りはどんどん太って見えるようになり、男性に多いメタボリックシンドロームになる危険性もあります。
そんな危険性も潜んでいる内臓脂肪は、お腹にしか存在していません。つまり、皮下脂肪がつきやすいだけでなく、内臓脂肪も内側に潜んでいるため、お腹周りは太りやすいのです。
ひねる動作はなぜ効果的？
では、そんな脂肪のたまりやすい場所、お腹周りを細くするのには、なぜひねる動作が効果的なのでしょうか。
便秘の改善
まず、ひねる動作がお腹痩せに効果的なのは、便秘改善効果が期待できるからなのです。ぽっこり下腹やお腹周りが太く見えてしまう原因である便秘は、腸を外から刺激してあげることで改善効果を得ることが出来ます。
ひねるという動作は、普段の生活の中で自然には中々行わないものです。そのため、普段は刺激しないお腹の両サイドから刺激を与えることで、腸内に良い刺激を与えてくれるのです。もちろん、便通に良い食べ物や運動前にコップ１杯の水を飲むなど、中から腸を刺激することも大切ですよ。
稼働筋肉が増える
普段自然には行わない、ひねるという動作を加えることにより、稼働筋肉を増やすことができます。そのため、基礎代謝の向上効果が期待できます。
年齢を重ねるとともに減少する基礎代謝は、運動やトレーニングなどで筋肉量をアップすることで上げることができます。基礎代謝が上がれば、全身痩せ効果も期待できますし、お腹周りをひねることで、まずはお腹周りからダイエットすることができるのです。
お腹や腰のひねり方と注意点
それでは、お腹周りをひねるエクササイズの方法をご紹介していきます。
ひねり方その１
１．壁を背にして立ち、足は肩幅程度に広げましょう。
２．ゆっくり体をひねり、壁に両手をつきます。
３．続いて、反対側にも同様にひねり、壁に両手をつきましょう。
４．この動作を左右交互に２０回繰り返します。
立って行うのが難しいときは、イスに座った状態で、背もたれに手をつきながらひねりましょう。仕事のすきま時間などに行うと、こり固まった体をほぐす効果もあります。
ひねり方その２
１．イスに座り、両足をそろえます。
２．背もたれに背中をつけ、両手はイスの後方、両端を持つようにしましょう。
３．背筋を伸ばすことを意識しながら、上半身は動かさずに腰から下をひねります。
４．２秒程度かけながら、ゆっくり左右にひねることがポイントです。
５．この動作を繰り返し２０回行いましょう。
注意点
仕事のすきま時間や家事の合間など、場所もとらず簡単に行うことができるひねり運動ですが、注意点が一つあります。それは、食事のあとすぐに行わないということです。
食後は、体内で消化活動を行っているため、胃腸への刺激を与えてしまうことにより、お腹が痛くなってしまう場合があります。そのため、３０分ほど時間をおいてから行うようにして下さいね。
ドローインを常に意識しよう
ひねり運動を行うとともに、普段から意識していただきたいのがドローインです。ドローインとはお腹をへこませることなのですが、お腹をへこませるだけでもかなりお腹周りのダイエットに効果的なのです。
もちろん、ひねり運動を行っている際も、お腹をへこませておくとより効果があらわれやすくなります。普段からお腹をへこませる意識を持つことで、姿勢も良くなりますし、お腹周りすっきり見せることができるのです。お腹が気になるからと隠してしまうのではなく、お腹を常にへこませる意識がもてるよう、見せて痩せるということも大切ですよ。
