ウエストが太いことが悩みという方、きつい筋力トレーニングやエクササイズを始める前に、骨盤枕ダイエットを試してみましょう。
ウエストが太い理由は、骨盤のゆがみが原因となっている可能性があります。今回は、骨盤枕ダイエットについて詳しくご紹介するとともに、骨盤ゆがみの原因などについてもお話していきます。
骨盤のゆがみの原因
まずは骨盤の歪みの原因は、一つではなく、さまざまな生活習慣や癖によって引き起こされています。
1.足を組む
イスに座っているとき、足を組んで座る女性はとても多いですよね。その時、左右どちらかの足が必ず上側にきていたり、常に同じ組み方をしていませんか?この癖こそが骨盤ゆがみの原因を作り出してしまうのです。
2.重心の傾き
イスに座っているとき、どちらかのお尻に体重をかけているということはありませんか?この癖を気づかない間に続けていることで、重心が傾き、骨盤ゆがみの原因になります。
重心の傾きは、立っている状態でも同じことがいえます。必ず片方の足へ体重をかけ、やすめの姿勢を摂ってしまう癖のある方は要注意です。このような些細な習慣や癖が骨盤のゆがみを引き起こしてしまうのです。
また、このような姿勢に関わるものは、骨盤へ負担をかけるだけでなく、腰や背中、肩などにも負担がかかり、肩こりや腰痛、猫背の原因にもなってしまいます。
骨盤のゆがみは、このようなさまざまな痛みの原因になるだけでなく、ウエストを太くさせる原因にもなってしまう為注意が必要です。
骨盤の開きチェック
そんな骨盤のゆがみや開きの状態をチェックする方法がいくつかありますので、まずは自身の骨盤の状態を確認していきましょう。
足の角度はどのくらい?
仰向けに寝転がり、足を投げ出し、足先がどのくらい開いているかによって、骨盤が開いているか確認することができます。
骨盤が開いている場合の角度は、90度以上です。意識せずに、自然に寝転がり、足先の角度を確認してみましょう。
ひざを床につける時やりやすい方は?
1.まず仰向けに寝転がり、足の裏をくっつけ、ひざを外側に広げるようにして床につけてみましょう。
2.次に、仰向けに寝転がり、両ひざをくっつけ、ひざを外側へ曲げます。
この2つの姿勢どちらがやりやすいと感じますか?両ひざをくっつけた状態の方がやりやすいと感じる場合は、骨盤が開いてしまっている可能性があります。
鎖骨はまっすぐ?
鎖骨全体が見えるように鏡の前に立ちます。鎖骨のラインは真っすぐになっていますか?鎖骨は、斜めになっているものなので、真っすぐになっている場合、骨盤のゆがみや開きがある可能性が高いといえるでしょう。
これらの確認方法を試し、骨盤が開いていないか、ゆがんでいないかチェックしてみましょう。
骨盤枕ダイエットとは?
ではそんな骨盤のゆがみやひらきに効果的な骨盤枕ダイエットは一体どのようなものなのでしょうか。詳しくご紹介していきます。
骨盤枕ダイエットというのは、骨盤の位置を正しい位置に戻し、ゆがみを解消する効果があるものです。骨盤を矯正することで、ダイエット効果だけでなく、さまざまな嬉しい効果を得ることができるのです。
・便秘解消
・ヒップアップ
・肩こりや首のこりの解消
ダイエットにおいては、便秘解消とヒップアップというのはとても嬉しい効果ですよね。便が排出されないということは、老廃物が体に溜まり続けてしまうということなので、ウエスト周りが太くなる原因になってしまいます。腸内環境の悪化は肌にも影響を及ぼすため、骨盤枕ダイエットを行い、今すぐ解消していきましょう。
骨盤枕ダイエットのやり方
骨盤枕ダイエットのやり方についてですが。やり方は骨盤枕を用意して、その上に寝転がるだけというとても簡単なものです。
骨盤枕は、バスタオル2枚を用意し、筒状に丸めていくだけで簡単に作ることが出来ます。専用のものも販売されていますが、高さ調節が自由にできるため、バスタオルがおすすめです。
それでは、これらのポイントに注意しながら始めていきましょう。
1.足の親指をくっつける
骨盤枕の上に仰向けに寝転がった時、左右の足の親指をくっつける必要があります。上から見ると、ハの字のような状態になります。
2.両手の小指をくっつける
仰向けに寝転がった状態で、手は頭の上にぐっと伸ばし、両手の小指をくっつけておきましょう。手のひらを床につけ、小指が離れないようお腹をへこませながらキープすることが大切です。
3.回数によって効果もアップ
骨盤枕ダイエットは、1日1回5分行うだけで効果があるものですが、骨盤のゆがみや開きが酷い方は、1日に3回程度行うことでより効果をアップさせることができます。
4.入浴後がおすすめ
骨盤枕ダイエットを行うタイミングについては、入浴後の体が温まり、リラックスした状態がおすすめです。1日3回行う場合は、朝起きた時、入浴後、寝る前の3回に分けて行うようにしましょう。