美しいくびれを手に入れたくてエクササイズや運動を頑張っていても中々効果がでないという方、良質な睡眠はとれていますか?睡眠とくびれでは、一見全く無関係のように思えますが、実はこの2つには深い関係があったのです。
今回は、そんな睡眠とくびれの関係についてご紹介していくとともに、良質な睡眠とくびれに効くエクササイズについてもご紹介していきたいと思います。
睡眠の質とくびれの関係
ではまず、睡眠の質とくびれの関係性についてお話していきたいと思います。
女性ホルモンの分泌
女性ホルモンには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンがありますが、黄体ホルモンであるエストロゲンの減少は、更年期障害のような症状を引き起こすとされています。このエストロゲンの分泌を減少させてしまう原因の1つに、睡眠不足があります。
ホルモンが分泌されるのは、睡眠時が最も活発となります。それも、良質な睡眠に限ります。エストロゲンの分泌が活発になることで、肌の新陳代謝を高めハリやつやを生み出すだけでなく、女性らしい体型を保つ効果があります。
このことから、良質な睡眠をとることは、くびれを手に入れる第一歩であることが分かりますね。反対に良質な睡眠をとれていないと、女性ホルモンの分泌は減少してしまうことになり、肌荒れを引き起こすことになってしまうのです。
睡眠の質が悪化する原因
最近眠れない、寝ても疲れがとれないという方、睡眠の質を自ら悪化させていませんか?実は睡眠の質を悪化させる原因は、私たちが普段何気なく行っている行動に隠されているのです。
1.就寝前のスマホ・PC
寝る前は必ずスマホを見てから寝る、という方や、寝る直前までパソコンを見ているという方がとても多くなっていますが、この行動は睡眠の質を悪化させてしまいます。
スマホやパソコンからは、ブルーライトが発せられているため、睡眠を促すメラトニンの発生を抑え、眠れなくさせてしまうのです。ブルーライトは、目の疲れを引き起こす要因にもなるため、なるべく就寝前のスマホやパソコンは避けるようにしましょう。
2.環境や気温の変化
寝室の環境や気温の変化により、睡眠の質が悪化してしまう場合があります。例えば、枕を変える、シーツの素材を変えるなども睡眠の質を悪化させてしまう原因になる場合があります。
また、季節によっては、寒暖差が激しくなる場合もあり、そのような環境的変化から、良質な睡眠をとることが難しくなってしまいます。
3.体の緊張
仕事でのストレスや筋肉が緊張している状態を解消しないまま眠りにつこうとすると、良質な睡眠をとれない可能性があります。
1日のストレスはなるべくその日のうちに解消できるものを見つけるなどして対処し、ストレッチなどをして体の緊張もほぐしてから眠ることが大切です。
良質な睡眠とくびれに効くエクササイズ
それでは、良質な睡眠をとるために効果的なエクササイズと、くびれに効くエクササイズについてご紹介していきたいと思います。
良質な睡眠に効果的なエクササイズ
1.まず、仰向けに寝転がり、全身の力を抜くことを意識します。
2.次に、両手両足を天井の方へ持ち上げます。
3.その状態のまま、両手両足に力を入れずに、バタバタと揺らします。
4.体のコリや、緊張をほぐすことを意識しながら、力を入れずに行うことがポイントです。
この動作を、30秒程度行いましょう。力が入りやすい肩や手の先、足全体をほぐすことができるため、良質な睡眠をとることができるでしょう。
くびれに効果的なエクササイズ
1.仰向けに寝転がり、両ひざをたてます。
2.手は肩の高さのところで外側に広げ、ひざが離れないよう意識してくっつけておきます。
3.その状態から、肩が浮かないよう、上半身を床につけることを意識しながら、下半身を右側へ倒していきましょう。
4.倒せるところまで倒したら、そのまま5秒キープします。
5.倒しながら息を吐き出すようにし、5秒間息を吐き続けるように頑張りましょう。
6.息を吸いながら元の位置まで下半身を戻し、左側へ下半身を倒していきましょう。
7.5秒キープし、元に戻すという動作を左右交互に20回行いましょう。
リラックス空間を作ろう
良質な睡眠をとるためには、寝室をリラックスできる環境に整えることが大切です。好きな香りのアロマをみつけ、寝室の枕元に置いておくのも良いですし、照明を工夫するのもおすすめです。
寒暖差が良質な睡眠を妨げている場合もあるため、湿度などにも注意すると良いでしょう。加湿器などを寝室におき、冬の乾燥しやすい時期に使用することで、喉の乾燥を防ぐだけでなく、良質な睡眠を得る効果も期待できます。
簡単な工夫ばかりですが、必ず効果を得ることが出来るため、一番リラックスできる空間をイメージして寝室を作ってみて下さいね。